steins.gg から移行した記事です。.gg ドメインの維持費が高く、サイト運用を継続できなかったため steins.gg は閉鎖しました。
2シーズンほど、PUBG JAPAN SERIES Grade 1 に出場しているプロチームにアナリストとして加入してました。
忘れないうちに、当時の経験を記録として残しておこうと思います。
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アナリストとしてやった業務
主な業務内容は統計情報からの分析。スクリムや大会の試合データを集計して傾向を読み、チームの判断材料にすることでした。
これは私の強みだと思って、わりと前のめりにやってました。
というのも、私はプログラミングができたので、公式APIから試合情報を取ってきて、分析しやすい形に整形して、そこから集計・分析、という仕組みを作れたからです。
少なくとも私の知る限り、あの時代に「生データを取ってきてゴリゴリ分析する」みたいなことをしていたチームは多くなかった印象です。
(実際、いくつかの他のG1チームから技術提供の相談が来たこともありました。)
オフシーズン
オフシーズンは、日々開催されるスクリムのデータを取って、統計としてまとめていました。
ルートやポジション取り、ポジションの滞在時間(ヒートマップ化)など、気になった傾向を分析して、グラフや図にして分かる形にしていました。
大会期間
大会期間は、ラウンドごとにデータを取って、選手(オーダー)へリアルタイムで共有していました。
共有する情報は、どのチームがどこに降りたか、どのルートで来たか、どの建物/ポジションをキープしたかなどの、分かりやすくて「次ラウンドはどう戦うか」の判断材料になるもの。
大会実績
自分は選手として戦ったわけではないので、大会実績と言っていいかは正直微妙ですが、チームと密に関わっていた期間の結果として載せておきます。
- PJS Season3 Grade1 総合 3位
- 内訳
- PJS Season3 Phase1 Grade1 Day1 1位
- PJS Season3 Phase1 Grade1 Day2 5位
- PJS Season3 Phase1 Grade1 Day3 5位
- PJS Season3 Phase2 Grade1 Day4 2位
- PJS Season3 Phase2 Grade1 Day5 1位
- PJS Season3 Phase2 Grade1 Day6 2位
- 内訳
- PJS Season4 Grade1 総合 7位
- 内訳
- PJS Season4 Phase1 Grade1 Day1 8位
- PJS Season4 Phase1 Grade1 Day2 9位
- PJS Season4 Phase1 Grade1 Day3 7位
- PJS Season4 Phase2 Grade1 Day4 5位
- PJS Season4 Phase2 Grade1 Day5 10位
- PJS Season4 Phase2 Grade1 Day6 6位
- 内訳
うれしかったこと
最初のシーズンはめちゃくちゃモチベ高くやれていましたし、結果も良かったので、シンプルにうれしかったです。
所感
最初の1シーズンを経験して、「これ相当激務だな…」って分かりました。
平日は普通に仕事があるんですが、PJS所属チームのスクリムはほぼ毎日あります。
なので、仕事終わりに眠い目をこすりながら、その日のスクリムのデータを取って分析する、みたいな生活をしていました。
データは時間が空くほど価値が落ちます。
というのも、その日の反省会や翌日の対策で使うので「今日中にデータがほしい」と言われることが多かったです。
スクリムは有志コミュニティが開催していることもあって、終わる時間が日によってかなりバラバラでした。 そのため、「今日は何時まで起きてればいいんだ…?」が読めないのが、肉体的にしんどかったです。
反省点
だんだんとモチベーションが下がってしまいました。
最初のシーズンは、統計の見せ方を工夫したり、どの指標が役に立つか考えたり、フィードバックをもらって改善したり。
毎日いろいろ試す余地があって、それが楽しかったです。
でも、ある程度「これを見ればOK」が固まって安定期に入ると、やることが決まってきます。
分析の自動化や、統計収集の仕組みも作り切ってしまって、毎日ポチポチ回すだけの作業になったあたりから、モチベが急激に落ちてしまいました。
専用の分析システムを作ったり、アップデートしたり、見せ方を工夫したりするのが好きだったんだな…と、このとき気づきました。
逆に、回すだけの作業は「これ誰でもできるよなー」と考えるようになってしまったのも、良くなかったです。
こうしておけばよかったの思った事
もっとコミュニケーションを取ればよかったです。
モチベが下がったときや、少し不満に思っていたことを抱え込んでしまって、結果的に自分からコミュニケーションの機会を減らしてしまっていました。
もうちょっと頼ってもよかったなと思います。
良い経験になった
とはいえ、e-sports にガッツリ関われたのは本当に良い経験でした。
またこういう機会があれば、今回の経験を活かして挑戦したいと思っています。




